2007年も神の恵みのもとに毎日を生きよう。

ヘロニモ神父

新年あけましておめでとうございます。
 新しい年が始まりました。去年の出来事を振り返って見ると、いろいろ思い出されます。嬉しかったこと、自分が忠実でなかったために実現しなかったこと、苦しかったことも思い出します。しかし何よりも、神からいただいた恵み、命、出会った人びとなど、味わった喜びを感謝します。今は、不安に感じた出来事さえ自分の成長に役立ったと思えるでしょう。
 信仰の目をもって新しい年を見ると、可能性と希望に満ちた未来が見えます。今年も人間として、信者として成長する機会が与えられるでしょう。神様に出会い、家族、仲間、信者同士に出会い、自分自身にも出会うために時間をつくりましょう。
 信仰なしに見ると、「時間」はただ地球が自転しながら太陽のまわりを回るだけで、人の悲しみや喜びとは関係なく意味なく過ぎていくものです。しかし、信仰はその「時間」に意味を与えます。日曜日の教会の典礼は、歴史の中で行われた神のみ業を記念し、キリストの誕生から復活までの出来事を祝います。日曜日のミサは、永遠の命に私たちを運んでくれる言い尽くせない神の愛を記念し祝います。私たちの日々のすべての出来事の中に、神が共におられ、その愛と力と光が私たちを導いてくださることを思い起こしましょう。これからも神の恵みに生かされるでしょう。
 2007年も、助けを求めず一人で歩もうとして自分の無力さを感じても、神様は共におられますから頼りになるでしょう。誰かが私たちを傷つけても、神様はいつも受け入れ、いやしてくださるだろうと信じましょう。失敗したり間違ったりしても、神様は私たちをゆるしてくださることを知っています。問題や苦しみに直面しても、祈れば神は必ず応えてくださるだろうと信じています。
 2007年も、孤独、悩み、身近な人を失う悲しみなどがあるかもしれない。けれども、私たちが立ち上がるよう神が助け支えてくださるだろうと信じます。緊張に満ちた毎日の中で、自分の心の中にも、社会にも、争いや衝突があるだろうと思いますが、しかし神は、平和と善のために戦う私たちに協力してくださると確信します。今年も私たちは祈るでしょう。その祈りによって、神は他の人の苦しみを身近に感じさせ、私たちはその人に手を差し伸べ助けるでしょう。私たちの協力と祈りの力で、世界に平和、教会に美しさ、私たちに神の子の姿が与えられるでしょう。
 新しい年の始まりに当たって、自分に問いかけてみましょう。この一年の間にきっと答えが与えられるでしょう。

新しい年に自分が何を望むだろうか? 何を恐れているだろうか?  
もっと人間らしく、信者らしく生きようとしているだろうか?
回心(変わる)させる力はどこからくるのだろうか?
どのように他の人と関わることになるのだろうか?
その人たちの幸せのために自分には何ができるだろうか?
彼らは私に何を期待しているのだろうか?
自分の心を大切にするだろうか?
自分の心に生きるためのエネールギを見つけるだろうか? 
自分の心を見るために、沈黙の時間をつくり、黙想するだろうか? 
みことばに頼るだろうか?

 一つのことは確実です。神は毎日私と共におられることです。私は神様のために時間があるだろうか? 神様は私のために時間があるでしょう! 私たちが苦しみ戦う時に、神はいつも私たちの力と支えになり、私たちを慰め、助けてくださるでしょう!神様の私への愛に、私はどのように応えられるだろうか?
 一年中、神様は危険の中にいる私たちを見守り、導き、祝福してくださるでしょう。いつまでも愛してくださるでしょう。神様の子供として生きるために、全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆さんとご家族と友人の上にありますように。